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がっちりマンデー:予報ビジネス [がっちりマンデー]

1. がっちりマンデー:予報ビジネス

 今週のがっちりマンデーの特集は予報ビジネス
 天気や、渋滞や、出店候補地の客数などの予測を手がけるビジネスを指す。

 天気予報は市場規模が300億円。
 天気予報は、以前は気象庁だけしか許可されていなかったが、現在は民間も参入できるようになった。
 その中でもウェザーニュースは年間売り上げ114億円を誇る。
 ウェザーニュースは、観測用機械を使ってではなく、会員レポータ(全国に4万人以上)による情報を元に天気を予測しているのが特徴。レポータに天気を観測させ、携帯電話などで報告させている。こうした方法の方が、観測機なより正確な観測が可能だという(機械だと観測できない微妙な天候状態も、人間なら感知できる)。レポータは基本的に無報酬。お天気マニアを集めて、レポートさせている。
 ビジネスの半分は企業向けだという(コンビニなど)。その中でもウェザーニュースを最も利用しているのが船乗り。洋上の船は天候によって運航が大きく左右されるので、正確な情報が必要されるから。

 渋滞予報においては、高速道路に関してはNEXCOが担当。渋滞予報士、というのが存在する。
 民間でも、渋滞予報はなされている。
 ホンダのカーナビインターナビは、到着時間の誤差が数分という正確さ。公共機関のシステムだけでなく、ホンダ搭載の自動車からも情報を得て、より正しいルートを割り出せるようにしている。
 カーナビを世界に先駆けて導入したのはホンダだとか。
 渋滞の経済損失は年間10兆円にもなるという。

 出店場所の予報に関しては、マクドナルドにノウハウがある。
 専用ソフト(マックGIS)まで開発している。出店候補地周辺の学校や駅や商業施設は勿論、ライバル店の売り上げまで考慮し、客数を予測できるという。
 マクドナルドは、最近は店舗数はこそ増えていないが、売り上げは増えている。マックGISの情報に従って、儲からない店舗を閉鎖し、儲かる場所に出店しているから。

 

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