SSブログ

万年筆を買ってみた(5本目):パーカー・インジェニュイティ [筆記具]

万年筆を買ってみた(5本目):パーカー

 パイロット、プラチナ、ラミーを購入した、閉店セール中の文具店で、パーカーのペンも購入。
 これは、厳密に言うと万年筆ではないが、感覚的には万年筆に近いので、万年筆扱いする。

 パーカーは、イギリスのメーカー。
 創業地はアメリカだが、1980年代にイギリス資本が入り、イギリスのメーカーとなった(ただし、現在はイギリス国内の工場も閉鎖されてしまい、製造はフランスに移ったとか)。
 英国王室御用達にもなっている。

 パーカー5thという筆記具のインジェニュイティ、というもの。
 パーカー5thとは、第1世代の万年筆、第2世代の油性ボールペン、第3世代の水性ボールペン、第4世代のシャープペンシルに続く新世代の筆記具、という意味を込めて名付けられたらしい(シャープペンシルがこの中で比較的新しいのは意外)。
 パッと見には、万年筆のペン先にシャープペンシルの芯が伸びている様。
 この芯の先からインクが出て、字を書ける。
 万年筆より乾きの早いインクで、スラスラ書けるのが特徴だという。
 芯の交換も、万年筆より楽。
 問題は、パーカーの替え芯の例にもれず、割高、という事か。高価でも、長く書けるという訳ではなく、ランニングコストも高いという。
 だったら買うのは止めておこうと思ったが、インクが無くなっても直ぐ補充しなければならないという状況でも無いからと思い、購入。
 いざ使ってみると、万年筆とは異なる味わいで、興味深い。
 左利きでも書き味に影響が無い、というのは有り難い。また、水性インクではないので、乾くと紙が濡れても書いた線が滲まないのも良い。

 キャップは篏合式。キャップを閉めていないと直ぐ乾燥するらしく、それを防ぐ為にキャップはかなりきつい。最初はネジ式なのかな、と思ってしまった程。ペンの後ろに刺すのは篏合式でないのは不思議。

image416.jpgimage408.jpg





nice!(2)  コメント(0) 
共通テーマ:趣味・カルチャー

nice! 2

コメント 0

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。