広島市中区の海の巧のランチ

広島市中区の海の巧のランチ

　広島市中区にある海鮮料理店。
「ウミノタクミ」と読む。
　広島市中心部からかなり離れた場所にあり（周辺は住宅地）、その上表通りとは言い難い小道に面している。何故こんな所に店を出す事にしたんだろうか、と不思議に思う。
　ビルの一階に入っているが、店構え・店内共に和風。いかにも「大将」といった雰囲気の人物が、調理を担当する。
　店は奥行きがあり、かなりの人数が利用出来る。
　カウンター席、座敷席がある。
　基本は夜の営業らしいが、昼営業もあり、ランチを提供する。
　営業時間は11時半から14時、17時半から22時半。定休日は木曜。


　日替わりランチ（魚）は、当店が提供するランチメニューの一種。
　他に、肉をメインにしたものと、特別定食がある。
　本日のメインは、鯖の煮付けだった。
　他に、刺身、日替わり小鉢料理2品（この日は酢の物と薩摩芋の煮物）、サラダ、味噌汁、漬物、だし巻きか生卵（だし巻きを選択）、そしてご飯から成る。お盆一杯に小皿が並べられ、豪華に映る。
　メインの鯖の煮付けは、濃過ぎない味付けで、生姜とレモンピールで風味付けられていた。大根の煮付けも添えられていた。派手さはないが、料理人の業を感じさせた。
　通常、だし巻きは作り置きしたものが提供され、冷めている事が多いが、当店のはほんのりと温かく、出来立ての様だった。そんな事もあり、柔らかく、口の中でとろけていった。
　メイン以外にも、サラダや味噌汁にも魚を使っていて、店の名に恥じないものだった。
　ご飯はお替り可となっていたので、そうした（おかずの量が多いので、必至）。
　入店の段階では、「ランチに880円は若干高いな」と思っていたが、充実した内容からすると、寧ろ安い、と感じた。

海の巧
昼総合点★★★☆☆ 3.7

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