行列のできる法律相談所:これってセクハラ?! [行列のできる法律相談所]
1. 行列のできる法律相談所:これってセクハラ?!
これってセクハラ?!
・女性社員のスタイルを褒めたらセクハラになるか?
北村弁護士の見解:なる
「これはセクハラになります。セクハラには対価型と環境型があります。対価型とは上司が昇進を餌に交際を迫るとか環境型とは性的な言動で労働環境が悪化するというもの。本件は環境型セクハラに当たります。やっぱり仕事上、上司が『イイ脚してるね~』と褒める必要がないですね、一つも。言われた側としては自分を女性として見ている。嫌悪感を覚える。という訳で、セクハラです」
性的と捉われがちな事を女性に直接言ってしまったら、セクハラとなってしまうのは当然。(^~^;)
これは納得がいく。
正直、VTRの例はやり過ぎの感が。
・女性社員に何気なく「彼氏は出来た?」と訊くとセクハラになるか?
住田弁護士の見解:なる
「これは完全にセクハラの典型的な例です。男女関係を臭わせるそういう事を言う事自体がその女性を性的な関心の対象として見ているという事になります。受け止める女性としてはあー仕事の場でそういう風に見るんだと思われること自体が非常に嫌悪感を感じるという一つの典型的な場合なんです。プライベートに彼女の為に何かをしてあげたいとか親切心の時はいいのですが、今のは完全にからかっていましたよ。明らかにこれはセクハラです。(難しいなーという感想に対して)難しくないです。相手の立場になってみて下さい。自分の娘が彼氏出来た?と男から聞かれた時に、相手の男がこんな事を思っていると分かるでしょ」
性的な関心として見ているか否かというより、女性のプライベートにあえて触れる行為がセクハラだと思われるのだが。
住田弁護士の解釈と、自分の解釈が、若干ずれている感じ。(^~^;)
・女性社員を打ち合わせの為に居酒屋へ誘うとセクハラになるか?
菊池弁護士の見解:ならない
「まず打ち合わせという事ですから、上司として変な目的があったという事ではないんですね。打ち合わせに選んだ場所で居酒屋が適当なのかどうか相手に対して性的な不快感を与えるかなのかどうなのか別にそこは女性と深い関係になる為に行く施設というところではないです。場所の選択としてはそれが直ちにセクハラになるという事ではない、と」
この解釈はちょっと意外。
酒が出る場に女性を連れて行く行為こそ性的目的がある、と思うんだが。
外での打ち合わせだったら、酒の出ない喫茶店やカフェ(スタバとか)を利用するのが常識だと思われる。(^~^;)
・トイレから戻って来た女性社員に「ウンコか?」と訊くとセクハラになるか?
本村弁護士の見解:ならない
「ウンコ、おしっこ、オナラ。まぁこういうのは人間の生理現象であって、男女の区別もない本来は性的な意味合いを含まない言葉なんですね」
北村弁護士の補足:
「まぁただですね。上司の方が気に入った女性だけに訊く。これはセクハラになる訳です」
誰でもするとはいえ、女性に対し「ウンコか?」と訊いたら恥ずかしい思いをさせるのは分かっている筈。
セクハラにはならないだろうが、パワハラにはなりそう。(^~^;)
今回のは、セクハラのボーダーラインについて取り上げていたが……。
相変わらずその境界線が分からない。
最初の2件は明らかにセクハラだったが、3番目のはセクハラに近いのに「セクハラにならない」となってしまっているし、4番目のはセクハラではないが、恥をかかせているので、セクハラ以外のハラスメントが適用されそうな案件だし。(^~^;)
番組を観て、「セクハラが何かやっと分かりました」という視聴者は少ないと思われる。
電車侍 の意見:
さて、久々に法律問題が来ましたね。さてこの4件のうち1件目については、仕事上、上司が女性社員を「君はスタイルが良い」とほめる必要がどこにもないと考えられるので、これはセクハラになっても仕方ないかもしれません。2件目についても、親切で言うなら特に問題はないのですが、性的な関心として見てしまったらそれはもうアウトでしょう。3件目は、打ち合わせにどこを選ぶかは基本的に上司が決める事ですし、行ったからと言って必ずしも性的な目的があるかと言われたらそうではないと思います。4件目は、大便・小便・屁は誰しもする事ですけど、「恥ずかしい」と思わせる心を抱かせてしまっているので、セクハラとまでは行かなくても何らかの法的措置はとれるかと思います。以上です。
瓦版の意見:
随分と久々の案件になりましたね~。まぁ、今回、僕がセクハラと認定されるだろうと判断したのは1つ目だけで、他は一切セクハラの余地は無いと思います。1つ目は女性の肉体のことについて言及していましたので、嫌がっているのであれば、これはセクハラと認定されると考えて問題無いです。2つ目・4つ目についてはおならなどのような生理現象や恋愛は誰だってあるまたはするであろうことですから、それに言及するのは何ら問題になりません、言い換えればセクハラになる余地なんか何処にも無いと言うことになるわけなんですね。3つ目についてはホテルの超高級スイートルームや高級料理店に連れて行ったとなれば、セクハラになってしまう可能性も出て来ますけれども、誰しもが気軽に入る居酒屋さんや飲食店に連れて行ったからといってセクハラだと認定するのはかなり無理があると僕は考えますね。まぁ、津村さんも仰る通り、セクハラと言うのは本当に判断基準が曖昧過ぎて非常に難しい問題ですよね。住田弁護士はセクハラの問題は「そんなに難しくない、言われた相手の気持ちを考えれば分かることだ。」と仰っていましたけれども、やはり住田弁護士のセクハラの考え方は過大解釈が過ぎるなと言う印象が非常に強く感じます。まぁ、この類の案件を扱う度に僕は再三再四「恋愛は常に犯罪との隣り合わせの行為である。」と言ってきましたけれども、少子化や晩婚化が加速化するのは女性がセクハラについて口喧しい所為で男が女に近付き難い環境が確立されつつあることが要因の1つだと思います。まぁ、今回は津村さんとは各々の案件についての考え方が若干違ったのは不本意ですけれども、「セクハラの境界線は分かり難い」と言うのは全く以て同感です。まぁ、生涯独身貴族を楽しむ気でいる僕からすれば、そんなに悩ましい問題でもないですけれども。まぁ、そんなところです!
これってセクハラ?!
・女性社員のスタイルを褒めたらセクハラになるか?
北村弁護士の見解:なる
「これはセクハラになります。セクハラには対価型と環境型があります。対価型とは上司が昇進を餌に交際を迫るとか環境型とは性的な言動で労働環境が悪化するというもの。本件は環境型セクハラに当たります。やっぱり仕事上、上司が『イイ脚してるね~』と褒める必要がないですね、一つも。言われた側としては自分を女性として見ている。嫌悪感を覚える。という訳で、セクハラです」
性的と捉われがちな事を女性に直接言ってしまったら、セクハラとなってしまうのは当然。(^~^;)
これは納得がいく。
正直、VTRの例はやり過ぎの感が。
・女性社員に何気なく「彼氏は出来た?」と訊くとセクハラになるか?
住田弁護士の見解:なる
「これは完全にセクハラの典型的な例です。男女関係を臭わせるそういう事を言う事自体がその女性を性的な関心の対象として見ているという事になります。受け止める女性としてはあー仕事の場でそういう風に見るんだと思われること自体が非常に嫌悪感を感じるという一つの典型的な場合なんです。プライベートに彼女の為に何かをしてあげたいとか親切心の時はいいのですが、今のは完全にからかっていましたよ。明らかにこれはセクハラです。(難しいなーという感想に対して)難しくないです。相手の立場になってみて下さい。自分の娘が彼氏出来た?と男から聞かれた時に、相手の男がこんな事を思っていると分かるでしょ」
性的な関心として見ているか否かというより、女性のプライベートにあえて触れる行為がセクハラだと思われるのだが。
住田弁護士の解釈と、自分の解釈が、若干ずれている感じ。(^~^;)
・女性社員を打ち合わせの為に居酒屋へ誘うとセクハラになるか?
菊池弁護士の見解:ならない
「まず打ち合わせという事ですから、上司として変な目的があったという事ではないんですね。打ち合わせに選んだ場所で居酒屋が適当なのかどうか相手に対して性的な不快感を与えるかなのかどうなのか別にそこは女性と深い関係になる為に行く施設というところではないです。場所の選択としてはそれが直ちにセクハラになるという事ではない、と」
この解釈はちょっと意外。
酒が出る場に女性を連れて行く行為こそ性的目的がある、と思うんだが。
外での打ち合わせだったら、酒の出ない喫茶店やカフェ(スタバとか)を利用するのが常識だと思われる。(^~^;)
・トイレから戻って来た女性社員に「ウンコか?」と訊くとセクハラになるか?
本村弁護士の見解:ならない
「ウンコ、おしっこ、オナラ。まぁこういうのは人間の生理現象であって、男女の区別もない本来は性的な意味合いを含まない言葉なんですね」
北村弁護士の補足:
「まぁただですね。上司の方が気に入った女性だけに訊く。これはセクハラになる訳です」
誰でもするとはいえ、女性に対し「ウンコか?」と訊いたら恥ずかしい思いをさせるのは分かっている筈。
セクハラにはならないだろうが、パワハラにはなりそう。(^~^;)
今回のは、セクハラのボーダーラインについて取り上げていたが……。
相変わらずその境界線が分からない。
最初の2件は明らかにセクハラだったが、3番目のはセクハラに近いのに「セクハラにならない」となってしまっているし、4番目のはセクハラではないが、恥をかかせているので、セクハラ以外のハラスメントが適用されそうな案件だし。(^~^;)
番組を観て、「セクハラが何かやっと分かりました」という視聴者は少ないと思われる。
電車侍 の意見:
さて、久々に法律問題が来ましたね。さてこの4件のうち1件目については、仕事上、上司が女性社員を「君はスタイルが良い」とほめる必要がどこにもないと考えられるので、これはセクハラになっても仕方ないかもしれません。2件目についても、親切で言うなら特に問題はないのですが、性的な関心として見てしまったらそれはもうアウトでしょう。3件目は、打ち合わせにどこを選ぶかは基本的に上司が決める事ですし、行ったからと言って必ずしも性的な目的があるかと言われたらそうではないと思います。4件目は、大便・小便・屁は誰しもする事ですけど、「恥ずかしい」と思わせる心を抱かせてしまっているので、セクハラとまでは行かなくても何らかの法的措置はとれるかと思います。以上です。
瓦版の意見:
随分と久々の案件になりましたね~。まぁ、今回、僕がセクハラと認定されるだろうと判断したのは1つ目だけで、他は一切セクハラの余地は無いと思います。1つ目は女性の肉体のことについて言及していましたので、嫌がっているのであれば、これはセクハラと認定されると考えて問題無いです。2つ目・4つ目についてはおならなどのような生理現象や恋愛は誰だってあるまたはするであろうことですから、それに言及するのは何ら問題になりません、言い換えればセクハラになる余地なんか何処にも無いと言うことになるわけなんですね。3つ目についてはホテルの超高級スイートルームや高級料理店に連れて行ったとなれば、セクハラになってしまう可能性も出て来ますけれども、誰しもが気軽に入る居酒屋さんや飲食店に連れて行ったからといってセクハラだと認定するのはかなり無理があると僕は考えますね。まぁ、津村さんも仰る通り、セクハラと言うのは本当に判断基準が曖昧過ぎて非常に難しい問題ですよね。住田弁護士はセクハラの問題は「そんなに難しくない、言われた相手の気持ちを考えれば分かることだ。」と仰っていましたけれども、やはり住田弁護士のセクハラの考え方は過大解釈が過ぎるなと言う印象が非常に強く感じます。まぁ、この類の案件を扱う度に僕は再三再四「恋愛は常に犯罪との隣り合わせの行為である。」と言ってきましたけれども、少子化や晩婚化が加速化するのは女性がセクハラについて口喧しい所為で男が女に近付き難い環境が確立されつつあることが要因の1つだと思います。まぁ、今回は津村さんとは各々の案件についての考え方が若干違ったのは不本意ですけれども、「セクハラの境界線は分かり難い」と言うのは全く以て同感です。まぁ、生涯独身貴族を楽しむ気でいる僕からすれば、そんなに悩ましい問題でもないですけれども。まぁ、そんなところです!
さて、久々に法律問題が来ましたね。さてこの4件のうち1件目については、仕事上、上司が女性社員を「君はスタイルが良い」とほめる必要がどこにもないと考えられるので、これはセクハラになっても仕方ないかもしれません。2件目についても、親切で言うなら特に問題はないのですが、性的な関心として見てしまったらそれはもうアウトでしょう。3件目は、打ち合わせにどこを選ぶかは基本的に上司が決める事ですし、行ったからと言って必ずしも性的な目的があるかと言われたらそうではないと思います。4件目は、大便・小便・屁は誰しもする事ですけど、「恥ずかしい」と思わせる心を抱かせてしまっているので、セクハラとまでは行かなくても何らかの法的措置はとれるかと思います。以上です。
by 電車侍 (2011-11-15 19:06)
随分と久々の案件になりましたね~。まぁ、今回、僕がセクハラと認定されるだろうと判断したのは1つ目だけで、他は一切セクハラの余地は無いと思います。1つ目は女性の肉体のことについて言及していましたので、嫌がっているのであれば、これはセクハラと認定されると考えて問題無いです。2つ目・4つ目についてはおならなどのような生理現象や恋愛は誰だってあるまたはするであろうことですから、それに言及するのは何ら問題になりません、言い換えればセクハラになる余地なんか何処にも無いと言うことになるわけなんですね。3つ目についてはホテルの超高級スイートルームや高級料理店に連れて行ったとなれば、セクハラになってしまう可能性も出て来ますけれども、誰しもが気軽に入る居酒屋さんや飲食店に連れて行ったからといってセクハラだと認定するのはかなり無理があると僕は考えますね。まぁ、津村さんも仰る通り、セクハラと言うのは本当に判断基準が曖昧過ぎて非常に難しい問題ですよね。住田弁護士はセクハラの問題は「そんなに難しくない、言われた相手の気持ちを考えれば分かることだ。」と仰っていましたけれども、やはり住田弁護士のセクハラの考え方は過大解釈が過ぎるなと言う印象が非常に強く感じます。まぁ、この類の案件を扱う度に僕は再三再四「恋愛は常に犯罪との取り合わせの行為である。」と言ってきましたけれども、少子化や晩婚化が加速化するのは女性がセクハラについて口喧しい所為で男が女に近付き難い環境が確立されつつあることが要因の1つだと思います。まぁ、今回は津村さんとは各々の案件についての考え方が若干違ったのは不本意ですけれども、「セクハラの境界線は分かり難い」と言うのは全く以て同感です。まぁ、生涯独身貴族を楽しむ気でいる僕からすれば、そんなに悩ましい問題でもないですけれども。まぁ、そんなところです!
by 瓦版 (2011-11-16 00:00)
すみません、したから7行目の「取り合わせ」は「隣り合わせ」の間違いでした。御詫びして訂正致します、大変失礼致しました。まぁ、またまた本番組を卒業(脱退(?))する方々(松本アナと住田弁護士)もいらっしゃるようですけれども、果たしてこの番組はどうなってしまうんでしょうかね?この番組は弁護士の入れ替わりは固より紳助さんが引退されたことに伴ってMCも固定されていませんから、番組の継続が少々不安になってきます。新たに弁護士を迎え入れるのか、それとも今後は3人で案件をジャッジしていくのか、その点も気にはなりますね。まぁ、落ち着いて今後を見守りましょうか。
by 瓦版 (2011-11-16 02:02)