米F35、開発コスト10年で倍増 「負担できない」と米国防総省 [ニュースa]
米F35、開発コスト10年で倍増 「負担できない」と米国防総省
戦闘機を多目的化(マルチロール)させるのは、本来運用機種を減らして、軍全体の運用コストを下げる為。戦闘機に爆撃機にもなるようになったり、戦闘機が攻撃機の任務を遂行できるようになったのもそういう理由から。
しかし、開発段階では、戦闘機を多目的化させた結果1機当たりの開発コストが上がってしまい(器用貧乏なものでは使い物にならない)、調達数が減り、それがまた開発コストを上げる、という事態に。
調達数が減った結果、これまでカバー出来たエリアを満足にカバー出来ず、作戦や訓練が実施出来ない、という事態も有り得る。
やはり昔の様に単一目的の航空機(戦闘機、爆撃機、攻撃機)を複数開発して導入する方が、安上がりなのではなかろうか。(^~^;)
これはそれだけ米には敵が多いという証拠だと思います。無闇矢鱈に敵なんか作ったって何一つとしていいことなんかありやしませんけれども、中国・北朝鮮・露西亜等といった碌もない国家やアルカイダやタリバン等のテロリストが蔓延り続ける限りは米は常日頃から防衛に対する意識を高めねておかねばならないということの現れでもあるのではないかと僕は考えますね。
by 瓦版 (2011-05-21 17:36)