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英バーバリーが人員削減を計画 売上低迷とブランドの魅力回復に苦心 [ニュースa]

英バーバリーが人員削減を計画 売上低迷とブランドの魅力回復に苦心

 バーバリー、て元々高品質な衣服を製造するメーカーだったのに(必ずしも高級ではない)、いつしか「高級ブランド」を自負するようになり、価格も無駄に引き上げられた。
 所詮布切れを繋ぎ合わせて販売しているだけなのに「我々は誰もが憧れる高級ブランドだ」と勘違いして殿様商売していれば、そりゃ見捨てられるだろう。

 一般的には2001年にクリストファー・ベイリーとやらファッションデザイナーがクリエイティブ・ディレクターに就任して、看板商品のトレンチコートをモードに刷新して成功に導いた、とされるが、彼こそが低迷の原因を作った様に映る。
 モードに刷新した事で常に流行の最先端を走っていかなければならず、価格が高いだけのファストファッションになってしまった。
 また、歴史ある従来の商品を捨て去った事で流行品には興味が無く、ただトラディショナルなものだけを手に入れたい、という層にはそっぽを向かれる様に(バーバリーチェック柄の鞄やシャツなんて、従来の客層が購入するとは思えない)。
 流行の最先端にずっと留まっていられるならベイリーのやり方でも問題無かったのだろうけど、流行なんて直ぐ変わる。
 ブランドそのものが流行遅れと見なされる事もあり得る。
 そうなったら原点回帰しか手の打ちようが無いのだが、今のバーバリーにそれが出来るか。出来たとして、昔の顧客が都合よく戻って来るのか。

 日本でバーバリーのライセンス商品を販売していた三陽商会を「我が社のロゴを付けた安物を販売してブランド価値を落としている」としてライセンス契約を打ち切ったが、それも今となっては凋落の始まりの一環に見えてしまう。(^~^;)







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