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行列のできる法律相談所:育児を全くしない夫と離婚出来るのか?! [行列のできる法律相談所]

1. 行列のできる法律相談所:育児を全くしない夫と離婚出来るのか?!

育児を全くしない夫と離婚出来るのか?!

 女性Aは、子供を出産。
 育児を夫に手伝ってもらいたかったが、夫は自分の趣味に没頭し、手伝いする気配すら見せない。
 女性Aが高熱の時も、夫は育児を手伝わず、結局女性Aは自分の母親を呼ぶ羽目に。
 夫は、生活費をちゃんと入れてるから、それ以上の事をする義務は無い、と言い切る。
 これに女性Aは激怒。出産前は、夫は育児を分担する、と約束していたのだ。
 夫が育児に参加しないと、女性Aは育児休暇が明けても仕事に復帰出来ない。バリバリのキャリアウーマンの彼女にとっては、大きな痛手だった。
 女性Aは、このまま仕事復帰出来ないくらいなら、離婚して、子は実家の両親に預ける、と言い出した。
 果たして、育児を全くしない夫と離婚出来るのか?

北村弁護士の見解:離婚出来る
女性は『このまま仕事に復帰出来ないなら離婚して』と言っている訳です。これは、人の生き方の問題なんです。仕事っていうのはお金を稼ぐという重大な意味がありますけど、それだけではなくて、人の生き甲斐とか、自己実現の意味もある訳ですね。『仕事をしながら子育てをする』という選択が出来る訳なんですよ。その時に男が『絶対にNO』と言うんだったら、離婚するしかないんですね

菊池弁護士の見解:離婚出来る
男性が完全に育児を妻に任せっ切りで良い、という事は有り得ない。育児に対して夫婦がどう関わるか? という事について、この2人はまるっきり違う考えになっちゃっている訳なんです。ですから、誠に残念なんですけれども、早く離婚して別の人生を歩むチャンスを早く与えてあげた方がいいと思います

 北村弁護士菊池弁護士も、離婚を安易に捉え過ぎの感が。
 本当に弁護士なのか、と疑いたくなってしまう。
 弁護士なら、離婚のメリット、デメリットをきちんと伝えた上で判断させるべきだろう。それとも、最近の弁護士は報酬さえ貰えれば顧客の要望をガンガン受け入れるのか。
 女性Aの思惑通り、離婚して、子供を両親に預け、自分は仕事復帰出来れば問題は無いが、必ずしもそれが出来るとは思えない。
 子供が小さい内はそうすれば何とか乗り切れるのかも知れないが、子供が成長していき、片親しかいない事が成長にどう影響するかの配慮が全くなされていない。
 そこまでして仕事復帰しなければならないのか、という指摘が無いのはおかしい。
 また、「男性が完全に育児を妻に任せっ切りで良い、という事は有り得ない」と言い切ってしまうのもどうか。男性が育児に参加する、というのは最近の傾向であり、定着するという保証は無い。10年、20年先には逆戻りしている可能性も充分有り得る。

本村弁護士の見解:離婚出来ない
離婚は絶対出来ません。夫が育児に非協力的であるという妻の不満はよく分かりますよ。だからといって、いきなり離婚しろというのはあまりにも乱暴な話ですよ。話し合いも何もしないでいきなり『離婚しろ』と言っているじゃないですか。この女性はバリバリのキャリアウーマンという訳ですから、仕事に復帰すれば週5日、1日8時間フルタイムで働く訳でしょ。そしたら保育園に入れるか、とかそういう話を普通は夫婦でするものでしょ

 本村弁護士の「絶対出来ない」というのも極論だが、それ以外の見解内容は論理的。
 女性Aは1年間に亘って不満を募っていたが、それを漸く口にしたばかり。
 不満を夫に明確に伝えたのだから、話し合いにより妥協点を見出すべきなのに、話し合いも無くいきなり「離婚OK」は無茶がある。
 夫に、結婚を継続し難い理由がある訳でもない。育児参加には消極的だが、仕事はしているし、生活費は入れている。また、暴力を振るっている訳でもないし、不倫している訳でもない。夫としては、寧ろマシな方である。
 この程度で離婚を一々認めていたら、結婚を継続出来る夫婦なんていなくなる。

 今回の夫婦は、夫もそうだが、女性の方も子供の未来を見据えて行動しているとは思えない。
 自分さえ良ければ子供にすら犠牲に強いる、キャリアウーマンの悪例そのもの。
 これこそが最近の夫婦であり、親なのか。(^~^;)




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電車侍

それにしても久しぶりに案件が来ましたね。さて、僕の見解ですが、これは当然ながら離婚できます。見解としても北村・菊池弁護士の見解が申し分のないくらい合理的な見解で、本村弁護士の見解は全くもって話にならないです。

やっぱり「このまま仕事に復帰できないなら離婚して」と言う部分に生き方の問題がぐっと詰まってると思うんです。夫の方も、仕事が大変で疲れてる、と言う気持ちは分かりますが、だからと言ってそれを盾に育児を妻に任せっきりにしても良いと言う事にはならないですから。しかも夫も、週に2日の休みがあるわけでしょう?だとしたら、趣味に没頭する時間を少し削ってでも育児に協力する事は全然可能なわけですよ。しかも娘が高熱でダウンしたと言う、そんな状況で「付き合いだから」と理由を付けて平気な顔をしていると言うのは大問題ですよね。一番問題なのは、結婚する際に「俺も子供の面倒を見るから」と約束をしているのに、その約束を自分の一方的な都合で破ってると言う事なんです。これはあまりに問題。やはり菊池弁護士も言うように、「育児に対して夫婦がどのようにかかわっていくか」と言う事に関して考え方があまりにも違いすぎるのが問題なんです。残念ですが、本当に考え方・価値観が深い部分で違うのであれば無理やり結婚生活を続けると言うのは疑問がありますよね。ですから残念ながら、今回の場合はすぐにでも離婚して、お互いが別々の道を歩むと言うチャンスを与える方が問題解決になる、と言う事ですね。

まあ、この後で、この世界から女性の存在を完全に抹殺しようと考えていて、しかも自分より年下の人物を社会的に潰す事しか能がなく、さらにアニメ・マンガと言う日本の最大の文化を真っ向から否定してこの世から根絶しようと企んでいる、名前を全部ひらがなにしたら「か」で始まって「ん」で終わる、在日シナ人と同類の反日主義者が「こんなもん全然話にならないです!こんなもん、問答無用で離婚なんかできるわけがありません!見解に関しても完全に本村弁護士の見解が合理的で北村弁護士と菊池弁護士の見解は完全に論外です!」「この夫は仕事を一生懸命頑張ってる状況で、これ以上何を求めるんだって話なんですね!だったら、あの女性Aの言ってる事は完全なる詭弁としか評価できないんです!生活費がどうだこうだなんて言われても、そんな要求なんか突っ撥ねてしまえばいいんです!」「根っからの女嫌いである僕にとっては、『離婚できない』の見解を出すのは予想通りでしたがね!まあ、そういうことです!」「上のボケ漫画廃人兼蛆虫ユートピアン(その在日シナ人と同類の反日主義者が言うにはどうやら僕のことらしいですが・・・。)がまた、全く訳の分からない寝言・屁理屈をほざいているみたいですから、口封じのためにこちらからしっかりと反論しておきますけども・・・」などと、あまりにもくだらないお粗末な御託を並べてくる可能性が極めて高いですから、そんなくだらない反論を真っ向から阻止する目的でこちらから口封じをしておきますけども、「自分の子供を育てる」と言う事に全く協力する意思を見せないような夫と、それに反論する妻、この二人では価値観が違いすぎるんです。ここまで考え方が異なるのであれば、無理やり結婚生活を続けても意味なんかないと言う事です。以上です。
by 電車侍 (2017-03-09 13:05) 

瓦版

まぁ、上の蛆虫の寝言は無視するとしまして、本件の僕の見解ですが、離婚はこの時点では難しいと言わざるを得ません。

確かに夫Bが子育てに非協力的であるという姿勢は問題ですが、それに対して妻Aは何かしているかと言うと夫Bの子育てに協力しない姿勢に文句を言っているばかりで、残念ながらまだ何もしていないと言わざるを得ません。それこそ、本村弁護士の御指摘の通り、保育園や幼稚園に入れると言った議論になってもおかしくない筈です。両親に子供を預けると言っても両親がそれを認めてくれるかどうかも分からないし、彼らにだって自分達の生活があるのに自分の子供の子育てを自分の両親にやらせて自分は平気な顔をして仕事をする。自分のためなら、犠牲を自分の親や子供にも強いる、それこそ正に津村さんも御指摘の通り、自分勝手極まりないキャリアウーマンの悪しき典型例と言わざるを得ないです。勿論、妻Aは仕事を辞める必要なんか微塵もありませんけれども、津村さんの御指摘の通り、子供が成長してから片親しかいないことがどう自分の子供の成長に影響するかや「男が子育てに全く協力しないことは有り得ない」と言い切ってしまうのも問題であり、今後もそれが定着するかどうかなんて分かったたもんじゃありませんからね。正に「一寸先は闇」ですね。

一方、夫Bですが、結婚する時に子育てに協力するという約束をしたようですが、それは飽く迄夫Bに余裕があればやればいいだけの話であって、強制するのは全く以ておかしい話なわけなんですね。仕事をして、家庭に生活費も入れていれば、不倫や暴力とに手を染めているわけではない。寧ろ、出来た夫ですよ。ただ、子育てに完全に(?)非協力的であることは一寸問題かなと言う感はあります。

それにしても、上の蛆虫は僕の見解だけではなく、津村さんの見解をも貶めていることに気付いているのかと言いたくなる…。しかも、僕は別に女性や自分よりも年下の人間を社会から抹殺してやろうとか貶めてやろうだなんてちっとも思ってないし…。まぁ、好きにすればいいけど…。
by 瓦版 (2017-03-12 15:20) 

つるゆう

これはもう「離婚できる」しかないです。
子供というのは一人前に身辺の事が出来る訳ではない弱い存在です。育児をしないというのは、子供に対して愛情を持っていないという風に考えるんです。特に本件では妻が体調を壊してダウンしている時でも協力していないので妻に対する身体的な負担が大きい訳です。となればこの夫は人間的に魂が腐っている上に身体への負担という当たり前の事が分からない頭の宜しくない人間なので完全に離婚できます。
この夫は本当にどうしようもないので離婚するしかないです。
by つるゆう (2017-05-18 19:10) 

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