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ひろしま菓子博2013に行ってみた [旅行]

ひろしま菓子博2013に行ってみた

「ひろしま菓子博2013」を訪れた。
 会場が旧市民球場跡地、グリーンアリーナ、ファミリープール等、かなり広く取ってあったので、5月に市内のデパートで開催される広島ケーキショーを、フードフェスティバルや島根ふるさとフェア並みの規模で実施するのか、と想像していたのだが……。
 仮設会場での全国の菓子の展示(殆どが見本で、購入出来るのは僅か)や、菓子で作った工芸品の展示等、展示が主体で、菓子の販売はおまけ扱い。その販売も箱売りが殆どでばら売りは少なく、観光地の土産物売り場と変わらない。
 会場内は店がぽつぽつとしかない。「スイーツカフェ」があるが、それも2店舗しか出店していない等、名前負け(出店しているのはアンデルセンとジャン・ポール・エヴァン。ジャン・ポール・エヴァンは、広島においては広島アンデルセン内に店舗を構えているので、実質的には1店舗の出店ともいえる)。開催に当たって、市内の洋菓子・和菓子の店が多数関わったというが、その片鱗すら覗えない(工芸品の製作のみ関わった感じ)。
 菓子の販売は実質的に「全国菓子バザール」というパビリオンだけで、当然ながらそこには人が集中し、入るには長蛇の列に並ばなければならない。何故広い会場を活かして露店を各所に設ける事をしなかったのか、と不思議に思う(同じ場所で開催される島根ふるさとフェアはまさにそうである)。
 自分が訪れた日は雨が降っていて、入場者数が少なめだった(12500人)。それを見越して天候が良くない日をあえて選んで入場したのだが、それでも列には並ばなければならなかった(雨天の下で)。これが晴天で、絶好の外出日和だったら、行列は倍以上になっていただろう。自分はそれでなくても列に並ぶのが大嫌いなのだから、警察沙汰を起こしていたかも(後の入場者によると、3時間並ばされて漸く売り場に入ったら殆ど売り切れていた、なんて事もあったらしい)。(^~^;)
 フードフェスティバルや島根ふるさとフェアは会場への入場は無料だが、こちらは有料(当日券は2000円)。にも拘わらず、無駄に長蛇の列を無用に作らせる等、運営に対しては疑問が。これが「祭(フェスティバル、フェア)」と「博」の差か。実行委員会の連中は相当頭の硬いお役人によって占められていたと思われる(人は集まってほしいが、利益追求型のイベントにはしたくない、でもここまで予算をかけているので入場者に楽しんでもらわないと意味がない、しかし我々役人の目が届く範囲内で楽しんでもらわないと困る…。という、グダグダな状態)。
 広島市は、菓子博で観光者を増やそう、と意気込んでいるが、個人的にはどうなのかね、と疑わざるを得ない。

追記:
 京都市中京区の和菓子製造販売「斗六屋」が、商品の賞味期限シールを重ね貼りして期限を延ばし、来場者に販売していた事が明らかになった。
 売れ行きが悪かったからそうせざるを得なかった、と店側は弁解しているが……(発覚当初は「従業員の張り間違えかも」と言い訳しようとしたらしい)。
 全国から集まっている中でこういう下らない事をしたら、会場での売れ行きがどうのこうのという問題だけに留まらなくなる事を、全く考えなかったのか。(^~^;)

追記:
 今週末(5月12日)が最終日。
 入場者50万人を突破したニュースは見たが、目標の80万は超えられるのか。
 HPのカウンターによると、週末を含む3日残して68万5000人だったので、ぎりぎり達成出来そう。(^~^;)

追記:
 最終的な来場者数は80万7000人。
 その意味では目標は達成出来たといえる。
 ただ、開催した事でどれだけの経済効果が得られたのか、広島をどこまで全国にアピール出来たか、きちんと検証する必要が。
「目標の80万人を集められました。めでたしめでたし」だけでは、何の為に多額の費用と時間を費やしたのか、分からなくなってしまう。(^~^;)
 
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