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本当は怖い家庭の医学:身体を冷やして冷房症 [本当は怖い家庭の医学]

1. 本当は怖い家庭の医学:身体を冷やして冷房症

 本当は怖い家庭の医学で取り上げられたのは以下の通り:

 ……自分は銀行に就職したOL。仕事は予想以上に過酷。狭い部屋での勤務で、空調が稼動すると手がどうしても冷えてしまう。今のところ送風で、冷房ではないので、問題ないと考えていたが……。夏になると空調の冷房が稼動。設定温度は28度だが、寒い。が、一歩外に出ると汗でびっしょりになるほどの猛暑。冷房稼動から数週間。倦怠感に見舞われた。頭痛も感じるように。身体が冷えたからか、と思って、帰宅後は風呂で身体を温めたが、それでも頭痛を感じた。それ以降、風邪を引き易くなり、会社も辞める羽目になった……

冷房症だった

 冷房症とは、冷房が効いた環境に長時間留まることで体温を調節する自律神経の機能が乱れる病。身体が冷えるだけでなく、頭痛、肩こり、倦怠感、そして、風邪を引き易いなどの症状が現れる。今回の患者は冷房の刺激を毎日のように受け続けた事で、自律神経の機能が乱れてしまった。最大の原因は夏の温度差。人間の自律神経は、身体を夏型や冬型など、季節に応じて変化させる役割を果たしている。夏の暑さを感じるようになると、熱を体内に閉じ込めないよう、皮膚の直ぐ下の血管を拡げ、熱を逃がし易くする。逆に冬には外の寒さに熱を奪われないよう、血管を収縮させ体温を保とうとする。ただ、身体が夏型になっていても、冷房下に長時間いると、自律神経は体温を奪われないように血管を収縮させ、冬型の身体に変えようとする。一方、夏なので、当然ながら一歩外に出れば猛暑。暑さを感じた自律神経は、再び身体を夏型に戻そうとする。これを何度も繰り返すと、自律神経は次第に今の季節が夏なのか冬なのか混乱し、機能を乱してしまう。


 工場など、温度が製品の品質に影響を与える可能性のある職場なら、そこで働く職員が多少の不便を感じる室温設定は仕方ない。
 が、銀行のように室温を自由に設定できる筈のオフィス系の職場(製品を製造している訳ではない)が、その中で働く者の健康を第一に考えないでどうする、と思ってしまう。
 こういう場合、会社を訴えられないのかね。収入源に繋がっているし、治療費だってかかっているし、何より健康を害している。(^~^;)


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