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本当は怖い家庭の医学:頭痛スペシャル [本当は怖い家庭の医学]

1. 本当は怖い家庭の医学:頭痛スペシャル

 本当は怖い家庭の医学で取り上げられたのは以下の通り:

 ……自分は子育てを終え、週4日のパートで働く主婦。神経を使う仕事なので、毎日のように後頭部に痛みが。元々頭痛持ちだったので、特に気にしていなかった。ある日、こめかみにズキズキする痛みが走った。いつものようにマッサージで対処しようとしたが、逆に悪化したように感じた。その日は早目に寝たところ、翌日には回復した。それから数週間後、またこめかみにズキズキする痛みが。今度はマッサージせず、温かい風呂に入って対処しようとしたが、良くならなかった。翌日には回復するのだが、頭痛は悪化する一方。頻度も増え、頭全体に痛みが広がるように。医者に診てもらったところ普通の頭痛と診断され、痛み止めを処方された。が、痛み止めが効いている最中はどうにか過ごせるが、痛み止めが切れると頭痛に悩まされる、という日々が続くように。それから数年後。テレビで頭痛外来の病院について知り、そこで診てもらったところ、頭痛の原因が判明……

複合型頭痛だった

 複合型頭痛とは、片頭痛緊張型頭痛が合わさったもの。頭痛には、基本的に3つのタイプに分けられる。日本人に最も多いのが緊張型頭痛。これは、肩や首のこりによって血管が収縮して、痛み物質が放出され三叉神経(サンサシンケイ)を刺激することで、鈍い痛みが長期間続くというもの。2つ目は片頭痛緊張型とは反対に、脳の血管が拡張し、周りの神経を刺激することで起きる。頭の片側がズキンズキンと脈打つように激しく痛む。3つ目が、1000人に1人の割合で発生する群発頭痛。目の裏側を通る血管が拡張することで痛みが出る。厄介なのが、3つのタイプの内2つを併せ持つ複合型頭痛。近年急増しているのが、片頭痛緊張型頭痛を併せ持つ片頭痛および緊張型頭痛。今回の患者は、血管の収縮でも拡張でも頭痛が起こるという状態に陥っていた。肩こりからくる後頭部の痛みは緊張型頭痛が出ていた時の症状。だからマッサージや入浴でこりを解消すれば、血流の改善により痛みはなくなっていた。こめかみにズキズキと脈打つような痛みは片頭痛が出た時。今回の患者は二つの頭痛を抱えるようになったのにそれに気付かず、マッサージやお風呂など従来のやり方(緊張型頭痛用)で対処。血流を改善させた結果血管が拡張し、片頭痛の痛みが増したのである。緊張型頭痛だけでなく片頭痛まで発症してしまった理由は、仕事でのストレスだった。


 頭痛持ちだと、自身の頭痛が緊張型頭痛片頭痛か分からなくなってしまうらしい。お辞儀すると痛くなった場合、片頭痛で、痛みを感じなかった場合は緊張型頭痛だとか。これは、お辞儀をすると頭部への血流が良くなるから。

 片頭痛は症状を緩和させることはできるが、完治は難しいとか。

 頭痛でもタイプが色々あり、対処法もタイプによって正反対になるらしい。
 人間の身体は複雑に出来ている。(^~^;)


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