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本当は怖い家庭の医学:便秘で直腸性便秘 [本当は怖い家庭の医学]

1. 本当は怖い家庭の医学:便秘で直腸性便秘

 本当は怖い家庭の医学で取り上げられたのは以下の通り:

 ……自分は社員食堂で働くことになった女性。朝早くの出勤が当たり前で、朝食を食べないのが習慣に。職場は忙しく、便意を感じてもトイレに行けない。仕事を終えてからトイレに入ってみるが、都合良く便は出てくれなかった。そんなことから、市販の便秘薬を利用。数日振りのお通じが。ただ、下痢気味の便で、すっきりしなかった。が、出たのだからいい、と判断し、生活習慣を改めなかった。そんなある日、トイレに入っても便が出ない。しかし、お腹が異常に張っている。便が全くでないまま3週間も経ってしまった。足がむくむようになり、朝履けた靴が履けなくなるほどになった……

直腸性便秘だった

 直腸性便秘rectal constipation)とは、便が直腸まできているのに、便意が起こらなくなってしまう便秘。進行すると直腸に便が溜まり過ぎて腸管が膨れ上がり、巨大直腸になる。今回の患者の場合、元の便秘の原因の一つはストレス。ストレスが交感神経を刺激し、その際に出るホルモンが腸の運動を抑制し、便がスムーズに運ばれなくなっていた。もう一つの原因は、朝食を抜いていたこと。朝は腸の活動が最も活発になる時間帯なので、朝食で腸をしっかり刺激しないと、その活動が起こらず、便を最も排出し易い機会を逃してしまう。そんな訳で、今回の患者は腸内環境を徐々に悪化させていた。腸内には腸の活動を促進してくれる善玉菌と、腸内腐敗を起こす悪玉菌がある。便秘が進行すると溜まった便が悪玉菌によって腐敗し、毒素を発生。悪玉菌がさらに増殖し、腸内環境がますます悪化する。すると腸の活動が鈍化し、ますます便秘を促進してしまう。
 自分は数週間にも及ぶ便秘にはなった事ないが……。経験した人にとっては重大な問題なんだろう。(^~^;)

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